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芸術村となった旧新郷中学校はこうして建てられた

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平成14年3月廃校となった旧新郷中学校は、平成16年9月西会津国際芸術村としてよみがえりました。
この木造校舎がどんな風に建てられたのか、詳しい様子が分かり、あらためて当時の方々のご苦労を思い知らされました。


『「新郷中学校の思い出」五十嵐長市 <平成14(2002)年3月発刊「新郷中学校記念誌」より抜粋>

(前略) 昭和22(1947)年4月25日付で新郷中学校教諭に任命されて奉職した。
以来、新学制発布による新郷中学校教諭として6か年間、新郷中学校の創設時代に尽力してきたが、何しろ、敗戦による治安維持に加え、新学制による教員の軌道修正、新教材・教具の整備充実等、その枚挙に暇がなかった。
 さて、新郷中学校を語る時、永久に忘れてならないのは、何といっても新郷中学校新築の涙ぐましい地区民の団結心と努力の姿である。

一、 当時新郷村は貧弱な寒村の一つだったので、なるべくお金をかけないで挙村一致で建築を行うこと。村直営村職人組合請負いの挙村体制をとった。

二、 整地、地均し作業は各集落廻りの奉仕作業で行うこと。

三、 木工、左官をはじめ職人は村の職人組合の請負工事とすること。

四、 木材をはじめ材料は、なるべく地区内各集落にある優秀な材料の譲渡をお願いして利用させて頂くこと。

五、 玉石、砂利、砂は笹川の両岸より、先生と生徒が始業時間の前に運搬すること。

六、 その他高学年の生徒は出来る限りの協力をすること。

七、 「建舞」は全戸の総力で行うこと。

 以上のような申し合わせで工事は順調に進み、昭和25(1950)年7月16日に着工し、昭和26(1951)年1月16日に上棟式、昭和26年12月1日に落成式を挙行したのは、まさに村民の誇りとなった。
 六つの教室、木造二階建て、283.5坪、総事業費403万円で完成となった。
 さらに、昭和29(1954)年には校庭の一部拡張工事、昭和49(1974)年には小中兼用の体育館が完成し、村民斉しく手を取り合って喜びあったものである。(中略)』


 なお、新郷中学校建築にあたって、奉仕作業従事者数は延べ3,083名に及んだと記録されています。
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Author:art village
2004(平成16)年9月、福島県西会津町で廃校になった木造校舎にリトアニアから芸術家が来て「西会津国際芸術村」が始まりました。以来、ポルトガル・アメリカ・ドイツ・ブルガリア・クロアチアから10名の外国人芸術家と1名の日本人芸術家が滞在し、創作活動や芸術交流を行ってきました。
現在、版画家が毎月短期滞在して創作や町民、小中学生との芸術交流を広めています。

開館時間 10:00~15:00  休館日 公募展準備期間中のため不定期です。
☎&FAX 0241-47-3200
E-メール:nishiaizu.kokusai.
geijutsumura?gmail.com(?を@に代えて)

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